昔の女の夢を見た。
昔という程昔のことではないのだが・・・。
1日なにも手につかず、魂の抜けた肉片の塊になっていた。
きっと前日の夜にメールがきたせいだろう。

彼女は心臓が悪いらしい。
どうも平均より心拍数が低くたまに苦しくなるそうだ。
病院通いしている最中に向こうの希望で音信不通になった。
ずっと連絡を取っていなかったのだが、検査の結果をわざわざ報告してくれたのだ。
なんでも常にではないのだが時々不整脈があるのでそのせいではないか、という。
とりあえずは様子見ということになったらしいので私もほっと胸をなでおろしているところだ。
ずっと心配だった。
誰だって、知っている人間が身体が悪い、しかも心臓がといえば心配するだろう。
万が一の時はペースメーカーをつけるという話まであったぐらいだ。
彼女は受験生だ。高3である。
進路もようやく決まり、自分の夢に向かって努力しているところである。
私は邪魔をしないようにただただ無事と成功を祈るだけである。
こういう時、自分の無力さに気が狂いそうになる。
そばで支える事もかなわないのだ。
彼女は自分の意思で私の元を去った。
もともと遠距離で、しかも自分は受験生。会えないのも辛いが会える時間もごくわずかだ。
それに耐えられず・・・。
しかし、送られてきたメールには
「なにもかも終わったらまた会えるといいね」
とあった。
これはどういう事だろうか。
音信不通になる前、私のケータイに送られてきた最後のメールはこうだ。
「もう彼氏として見れない。もう好きじゃないから会わない。」
この直後、メールを返したがすでにメルアドは変えられていた。(着信拒否かもしれないが)
しかし、今回パソから送られてきたメールには、現状報告・後悔していること等が綴られていた。
しかし戻りたいという言葉があったわけではない。
それでも、「会えるといいね」という一言に希望を見てしまうのは男の悲しいサガでしかないのだろうか。

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