GPサンパウロ上位デッキ（あくまで個人視点）
2009年6月18日 TCG全般 コメント (2)ＧＰサンパウロの上位デッキが公開されていました。
今回はちょっとその内容と流れを自分なりに見直してみようかと。
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【直前トライアル】
黒緑エルフ
黒緑エルフ
青白ヒバリ
白単キスキン
フェアリータッチ炎渦
ジャンド続唱
赤緑速攻
赤緑エルフ戦士
シグバーンブライトニング
白黒トークン
まずは直前トライアルの結果。
何とでも戦えて安定している【黒緑エルフ】が２名
同じくそろそろ特筆する必要もなくなってきた【白黒トークン】１名
この２つはまぁいいとして、他はトライアルらしい結果になっていますね。
まず【ジャンド続唱】【赤緑速攻】【赤緑エルフ戦士】【シグバーン】。
これらは全勝縛りであるトライアルならではの結果に思えます。
いわゆる勢いで５－０まで駆け抜けるってやつです。
全勝縛りという形式から、ブン回り期待で前のめりなデッキタイプを選ぶ人は少なからずいるんじゃないでしょうか？
僕もその１人ですが。
【白単キスキン】も構成を見てみるとかなり独特な感じで前のめりに作られています。
雲山羊はおろかメドウグレインすら不採用です。
かなり軽めにつくられており、しもべ＆鏡編みという少し懐かしい感もあります。
そして【炎渦フェアリー】と【青白ヒバリ】。
前述の前のめりな形をおいしくいただけるデッキとなっています。
青白ヒバリがクリーチャーデッキに強いのは言うまでも無く、
フェアリーのほうも炎渦をタッチすることでアグロ系のデッキを強く意識しています。
ビートダウン以外がこの２つのみということはどれだけアグロを意識しなきゃいけなかったかがよくわかりますね。
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【ベスト８】
白単キスキン
タッチ盲信キスキン
白緑トークン
ドラン
白黒トークン
４C続唱８命令
白黒トークン
うってかわってベスト８ですが、全勝をする必要はないためか、安定したデッキが多くのこった傾向が強く感じられます。
僕個人としてはいまの環境で安定した成績を残したいならトークン系デッキのいずれかを使うべきだとおもってます。
【キスキン系】【白黒トークン】【白緑トークン】などですね。
今回のベスト８を見るとこの考えはあながち間違いではなかったかなと。
話が少しそれました。
まず【キスキン系】が２つ。
【白黒トークン】が２つ。
【白緑トークン】。
これらは前述したようにトークン戦術が強い現環境の申し子ともいうべきデッキですね。
環境的にトークンが強いなら当然これらも強いデッキということになります。
このトークン環境はキスキンに盲信的迫害をタッチした形を生み出したり、他のベスト８デッキにも影響しています。
【ドラン】はメインの大渦の脈動に加え、サイドに盲信的迫害を４枚とれる事が特徴でしょうか。
黒緑エルフが残らず、ドランが残ったことは、脈動だけではトークンを止めきる事ができなかったと予想できます。
さらにエルフより生物の線が太いので、トークン系デッキを意識した火山の流弾などの全体火力から受ける弊害を抑えることもできます。
そして４C続唱ですがなかなか面白い構成をしているのでレシピ付きで。
MainBoard
1 アダーカー荒原/Adarkar Wastes
2 戦場の鍛冶場/Battlefield Forge
4 偶像の石塚/Graven Cairns
1 平地/Plains
4 反射池/Reflecting Pool
1 岩だらけの大草原/Rugged Prairie
4 樹上の村/Treetop Village
3 鮮烈な岩山/Vivid Crag
2 鮮烈な林/Vivid Grove
3 鮮烈な草地/Vivid Meadow
3 樹木茂る砦/Wooded Bastion
4 血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf
1 カルデラの乱暴者/Caldera Hellion
4 徴兵されたワーム/Enlisted Wurm
4 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
4 捕らえられた陽光/Captured Sunlight
4 焼夷の命令/Incendiary Command
4 原初の命令/Primal Command
3 火山の流弾/Volcanic Fallout
4 神の怒り/Wrath of God
SideBoard
4 雲打ち/Cloudthresher
4 大爆発の魔道士/Fulminator Mage
2 大渦の脈動/Maelstrom Pulse
4 涙の雨/Rain of Tears
1 火山の流弾/Volcanic Fallout
実は僕はこのデッキに凄く似たものを見た事があります。
それはこういう形でした。
4 大爆発の魔道士/Fulminator Mage
4 血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf
4 徴兵されたワーム/Enlisted Wurm
4 涙の雨/Rain of Tears
4 捕らえられた陽光/Captured Sunlight
2 忍び寄るカビ/Creeping Mold
4 神の怒り/Wrath of God
4 焼夷の命令/Incendiary Command
4 原初の命令/Primal Command
ね、凄く似てると思いませんか？
そう、このベスト８デッキのサイドボード後が瓜二つなんです。
２ヶ月近く前の話なんですが、当時の環境的にランディスが強いんじゃないかと思い立ちました。
で、上記のデッキをつくってみたんです。
当時の僕の中でのメタは【黒緑エルフ】【白黒トークン】【トースト】でした。
当然サイドにはトークン系を意識して大爆発などのランディス呪文と入れ替え用にキッチンと火山の流弾を採用していました。
もっとも調整はしたのですが、トーナメントで使うことはありませんでしたが。
話を戻します。
このデッキも続唱で３マナの物しかめくれない事を考えるとひょっとしてランディスがメインだったのではないかなと。
ただ、環境にトークン系の物量デッキが多すぎたのでメインとサイドを入れ替えた形でのデッキ登録をした、みたいな。
あくまで予想の範疇ですが・・・。
そう考えるとやはりここでもトークン系のデッキの影響が出ているわけで。
・・・強すぎますねトークン(-ω-;)
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【初日全勝及び無敗】
９－０
青白ヒバリ
タッチ盲信キスキン
８－０－１
青白ヒバリ
ということで初日の勝ち組はなんとヒバリ。
メドウグレインとキッチンで地上をガッチリ硬め、空は熟考・エレンドラ谷・ヒバリ。
数がさばけなくなったら神の怒りで青命令も積める。
守りきるために更に誘惑撒きと崇敬の壁までメイン採用されています。
代わりにジェイス不採用。これもトークンの数で攻められたらここまでガッチリしていても守れないといことでしょうか。
９－０の方は這い耽りと瓜二つまで採用していますね。これは面白い。
這い耽りは最近エレメンタルでも見かけるようになったんですがどうなんでしょうね？1度使ってみないとわからないです。
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【名前が見かけられないデッキ達】
【スワンアサルト】の名前があがっていないですね。
やはりネタバレしたので賞味期限がきれてしまったということでしょうか？
各デッキのサイドボードに針・翻弄する魔道師・法学者なんてカードが積まれており、
なんとかならない事もないのでしょうが、やはりキツイという感は否めなかったのでしょうかね。
【青黒フェアリー】
トライアルでタッチ炎渦はありましたが、そのぐらいしないとキツイんでしょうね。
少し前に、スワンアサルトやトーストが増えてくればフェアリーも数が増えて復活か、なんて言われましたが、
今回はそうはならなかったようです。
スワンアサルトは衰退し、トーストも続唱を得てヒルなどを積んだ前のめりな構成に。
メタが動いた未来はわからないですが、現状は炎渦タッチや神の怒りを採用できるエスパーフェアリー、メイン蔓延などの工夫が必要そうです。
【赤白ＧＡＰＰＯ】
トークンデッキの包囲網がどんどん進んでおり、そのトークンデッキは持ち前の安定性と爆発力で戦えているのに、
中速のこのデッキが包囲網の影響を受けて沈んでしまった、ということですかね。
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今回はちょっとその内容と流れを自分なりに見直してみようかと。
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【直前トライアル】
黒緑エルフ
黒緑エルフ
青白ヒバリ
白単キスキン
フェアリータッチ炎渦
ジャンド続唱
赤緑速攻
赤緑エルフ戦士
シグバーンブライトニング
白黒トークン
まずは直前トライアルの結果。
何とでも戦えて安定している【黒緑エルフ】が２名
同じくそろそろ特筆する必要もなくなってきた【白黒トークン】１名
この２つはまぁいいとして、他はトライアルらしい結果になっていますね。
まず【ジャンド続唱】【赤緑速攻】【赤緑エルフ戦士】【シグバーン】。
これらは全勝縛りであるトライアルならではの結果に思えます。
いわゆる勢いで５－０まで駆け抜けるってやつです。
全勝縛りという形式から、ブン回り期待で前のめりなデッキタイプを選ぶ人は少なからずいるんじゃないでしょうか？
僕もその１人ですが。
【白単キスキン】も構成を見てみるとかなり独特な感じで前のめりに作られています。
雲山羊はおろかメドウグレインすら不採用です。
かなり軽めにつくられており、しもべ＆鏡編みという少し懐かしい感もあります。
そして【炎渦フェアリー】と【青白ヒバリ】。
前述の前のめりな形をおいしくいただけるデッキとなっています。
青白ヒバリがクリーチャーデッキに強いのは言うまでも無く、
フェアリーのほうも炎渦をタッチすることでアグロ系のデッキを強く意識しています。
ビートダウン以外がこの２つのみということはどれだけアグロを意識しなきゃいけなかったかがよくわかりますね。
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【ベスト８】
白単キスキン
タッチ盲信キスキン
白緑トークン
ドラン
白黒トークン
４C続唱８命令
白黒トークン
うってかわってベスト８ですが、全勝をする必要はないためか、安定したデッキが多くのこった傾向が強く感じられます。
僕個人としてはいまの環境で安定した成績を残したいならトークン系デッキのいずれかを使うべきだとおもってます。
【キスキン系】【白黒トークン】【白緑トークン】などですね。
今回のベスト８を見るとこの考えはあながち間違いではなかったかなと。
話が少しそれました。
まず【キスキン系】が２つ。
【白黒トークン】が２つ。
【白緑トークン】。
これらは前述したようにトークン戦術が強い現環境の申し子ともいうべきデッキですね。
環境的にトークンが強いなら当然これらも強いデッキということになります。
このトークン環境はキスキンに盲信的迫害をタッチした形を生み出したり、他のベスト８デッキにも影響しています。
【ドラン】はメインの大渦の脈動に加え、サイドに盲信的迫害を４枚とれる事が特徴でしょうか。
黒緑エルフが残らず、ドランが残ったことは、脈動だけではトークンを止めきる事ができなかったと予想できます。
さらにエルフより生物の線が太いので、トークン系デッキを意識した火山の流弾などの全体火力から受ける弊害を抑えることもできます。
そして４C続唱ですがなかなか面白い構成をしているのでレシピ付きで。
MainBoard
1 アダーカー荒原/Adarkar Wastes
2 戦場の鍛冶場/Battlefield Forge
4 偶像の石塚/Graven Cairns
1 平地/Plains
4 反射池/Reflecting Pool
1 岩だらけの大草原/Rugged Prairie
4 樹上の村/Treetop Village
3 鮮烈な岩山/Vivid Crag
2 鮮烈な林/Vivid Grove
3 鮮烈な草地/Vivid Meadow
3 樹木茂る砦/Wooded Bastion
4 血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf
1 カルデラの乱暴者/Caldera Hellion
4 徴兵されたワーム/Enlisted Wurm
4 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
4 捕らえられた陽光/Captured Sunlight
4 焼夷の命令/Incendiary Command
4 原初の命令/Primal Command
3 火山の流弾/Volcanic Fallout
4 神の怒り/Wrath of God
SideBoard
4 雲打ち/Cloudthresher
4 大爆発の魔道士/Fulminator Mage
2 大渦の脈動/Maelstrom Pulse
4 涙の雨/Rain of Tears
1 火山の流弾/Volcanic Fallout
実は僕はこのデッキに凄く似たものを見た事があります。
それはこういう形でした。
4 大爆発の魔道士/Fulminator Mage
4 血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf
4 徴兵されたワーム/Enlisted Wurm
4 涙の雨/Rain of Tears
4 捕らえられた陽光/Captured Sunlight
2 忍び寄るカビ/Creeping Mold
4 神の怒り/Wrath of God
4 焼夷の命令/Incendiary Command
4 原初の命令/Primal Command
ね、凄く似てると思いませんか？
そう、このベスト８デッキのサイドボード後が瓜二つなんです。
２ヶ月近く前の話なんですが、当時の環境的にランディスが強いんじゃないかと思い立ちました。
で、上記のデッキをつくってみたんです。
当時の僕の中でのメタは【黒緑エルフ】【白黒トークン】【トースト】でした。
当然サイドにはトークン系を意識して大爆発などのランディス呪文と入れ替え用にキッチンと火山の流弾を採用していました。
もっとも調整はしたのですが、トーナメントで使うことはありませんでしたが。
話を戻します。
このデッキも続唱で３マナの物しかめくれない事を考えるとひょっとしてランディスがメインだったのではないかなと。
ただ、環境にトークン系の物量デッキが多すぎたのでメインとサイドを入れ替えた形でのデッキ登録をした、みたいな。
あくまで予想の範疇ですが・・・。
そう考えるとやはりここでもトークン系のデッキの影響が出ているわけで。
・・・強すぎますねトークン(-ω-;)
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【初日全勝及び無敗】
９－０
青白ヒバリ
タッチ盲信キスキン
８－０－１
青白ヒバリ
ということで初日の勝ち組はなんとヒバリ。
メドウグレインとキッチンで地上をガッチリ硬め、空は熟考・エレンドラ谷・ヒバリ。
数がさばけなくなったら神の怒りで青命令も積める。
守りきるために更に誘惑撒きと崇敬の壁までメイン採用されています。
代わりにジェイス不採用。これもトークンの数で攻められたらここまでガッチリしていても守れないといことでしょうか。
９－０の方は這い耽りと瓜二つまで採用していますね。これは面白い。
這い耽りは最近エレメンタルでも見かけるようになったんですがどうなんでしょうね？1度使ってみないとわからないです。
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【名前が見かけられないデッキ達】
【スワンアサルト】の名前があがっていないですね。
やはりネタバレしたので賞味期限がきれてしまったということでしょうか？
各デッキのサイドボードに針・翻弄する魔道師・法学者なんてカードが積まれており、
なんとかならない事もないのでしょうが、やはりキツイという感は否めなかったのでしょうかね。
【青黒フェアリー】
トライアルでタッチ炎渦はありましたが、そのぐらいしないとキツイんでしょうね。
少し前に、スワンアサルトやトーストが増えてくればフェアリーも数が増えて復活か、なんて言われましたが、
今回はそうはならなかったようです。
スワンアサルトは衰退し、トーストも続唱を得てヒルなどを積んだ前のめりな構成に。
メタが動いた未来はわからないですが、現状は炎渦タッチや神の怒りを採用できるエスパーフェアリー、メイン蔓延などの工夫が必要そうです。
【赤白ＧＡＰＰＯ】
トークンデッキの包囲網がどんどん進んでおり、そのトークンデッキは持ち前の安定性と爆発力で戦えているのに、
中速のこのデッキが包囲網の影響を受けて沈んでしまった、ということですかね。
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コメント
特に瓜二つの発想が神！思いつかなかった・・・
あとランデストーストの動きも面白いですね＾＾ 何をやってもランデス飛んで来るとか悪夢・・・＾＾；